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【社内研修レポート】東京湾をめぐる実地トレーニング 〜海から見る東京〜

お久しぶりです、ニューポート江戸川の荒川です!

7月某日、社内研修を実施しました!

今回の研修は、ヤマハAX220で東京湾を巡る約2時間の実地クルーズ。

操船技術の確認だけでなく、GPSや潮汐、航路感覚の確認、さらには東京湾周辺の地理的理解を深める貴重な時間となりました。

出発!三枚洲を越えて羽田空港方面へ

ニューポート江戸川を出航し、まずは旧江戸川を南下。浅瀬で知られる「三枚洲(さんまいす)」を慎重に越えながら羽田空港を目指します。

▲ 三枚洲を越えたあたり。潮位とルート取りには細心の注意が必要です

やがて羽田沖に到着。ちょうど着陸中の旅客機や、離陸を控えた機体が動いている様子が見られ、海からの羽田の風景に感動を覚えます。

▲ 羽田空港前にて。偶然、先輩が操船する別の船と鉢合わせしました!

クルーズターミナルでバイキング・エデンに遭遇

羽田から北上し、レインボーブリッジへ向かう途中、東京国際クルーズターミナルに停泊していたのは、バイキング・クルーズ社の「バイキング・エデン(Viking Eden)」。

▲ 都市に溶け込むように佇む白い巨船・バイキング・エデン

ラグジュアリー船として知られるこの客船は、約930名の乗客を収容可能。東京湾に寄港する姿は、まさに都市と海が融合する風景の象徴です。

レインボーブリッジをくぐり、浜離宮へ

▲ 正面に構えるレインボーブリッジ。いつ見ても迫力があります

橋をくぐった先には、おがさわら丸が停泊する竹芝桟橋も望めました。

▲ 背景におがさわら丸が見える浜離宮前。ここから水路を左へ進みます

浜離宮水門を通過し内部へ

▲ 浜離宮の水門。進入前にはホーンを鳴らして安全確認

このエリアはアンカリングも可能なため、船を停めてランチ休憩している船がいました。

緑豊かな庭園と、晴海・汐留の高層ビル群が並ぶコントラストは、まさに東京ならではの風景です。

▲ 浜離宮の中でのひととき。都心とは思えない静けさに癒やされます

操作解説タイム

浜離宮を出てしばらく進んだところで、GPSの使い方について簡単なレクチャーを実施。

先輩2名が中心となり、操船や機器操作に関する実地指導を行いました。

▲ GPSを解説する大沼さんの頼もしいワンシーン

豊洲水門を越えて砂町運河へ

豊洲水門を通過したあとは、工業地帯を通る砂町運河へ。

このエリアでは、頭上を通る京葉線の鉄道橋が存在感を放っています。

▲ 京葉線の橋梁と交差する運河。都市機能と海が交差する地点です

夢の島マリーナを通過し、荒川から再び海へ

砂町運河を抜けると夢の島マリーナを左手に見ながら荒川へ。

ここから再び東京湾に出ると、視界が一気に開け、ある“ランドマーク”の存在感が増してきます。

▲ 三枚洲を回りながら見えてきたのは…東京ディズニーシー!

火山(プロメテウス火山)や大型船「S.S.コロンビア号」など、海からしか見られない“裏側の風景”もまた魅力のひとつです。

帰路とともに研修を振り返って

▲ 操船中の大沼さんと筆者(荒川)。天候にも恵まれ、終始快適な航行でした

最後に

今回の研修では、地図では得られない“水路の感覚”や“潮の呼吸”のようなタイミング、そして何より、実際に海と向き合うことの大切さを学ぶことができました。

 

都市に囲まれた東京湾でも、日々の中に多くの変化や学びがあります。

こうした経験を糧に、今後もお客様に安全で楽しいマリンライフをご提供できるよう、スタッフ一同取り組んでまいります。

 

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